今日はFXに関する経済指標として、「ADP雇用統計」について解説です!
ADP雇用統計とは?
まず気になるのは、「ADP」についてですよね。
これはアメリカの民間給与計算代行業者大手のAutomatic Data Processing社の略です。つまり「ADP」とは会社の名前なんですね。
そしてこのADP社が、自社の持つ全米約50万社のデータ(人数にすると約2500万人のデータ)を元にして雇用調査レポートを発表しています。
そしてその中でも、月ごとの雇用者数の増減に関する発表が、この「ADP雇用統計」なんです。
ADP雇用統計がなぜ大切な経済指標なのか?
FXにおいて注目度が高いのは、米労働省が発表する「雇用統計」と言われています。
そしてこの米労働省の「雇用統計」のうち、非農業部門雇用者数(NFP)の民間部門との相関性が高いとされているのが、今回注目している「ADP雇用統計」なんですね。
つまり、「ADP雇用統計」は米労働省「雇用統計」の先行指標として注目度が高いんです。
米労働省の雇用統計は、月初めの週の金曜日に発表されます。
そしてその先行指標であるADP雇用者数は、その2日前の水曜日に発表されます。
ADP雇用統計の発表前後のチャート変化
今後、更新していきます!